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【ユニクロ】 6月の既存店売上高は11.7%減、3ヵ月ぶりマイナス

 ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の6月の売上高は既存店ベースで前年同月比11.7%の減少だった。4月19.3%増、5月12.3%増と好調が続いていたが、一転して大幅なマイナスとなった。既存店が2ケタの減収となるのは、2013年10月以来、1年8ヵ月ぶり。

 値上げの効果もあって客単価は3.4%増と21ヵ月連続で伸びたが、客数が14.6%減少した。同社では、「6月は気温が例年に比べて低かったことから、夏物実需商品が苦戦した」としている。

 一方、その他の衣料品専門店の6月の既存店売上高は、しまむらの「ファッションセンターしまむら」が0.4%増で2ヵ月連続のプラス、ユナイテッドアローズは0.2%増で3ヵ月連続のプラスだった。

 また、靴専門店のエービーシー・マートは1.0%減で3ヵ月ぶりのマイナスだった。日曜日が前年より1日少なかった影響などが出た。