ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の6月の売上高は、既存店ベースで前年同月比2.6%の増加だった。前年比プラスはこれで8ヵ月連続となり、消費増税による影響はみられない。
6月は機能性肌着「エアリズム」など夏物商品が月間を通して好調に推移、客数は3.8%減と4ヵ月連続のマイナスとなったが、客単価が6.7%増えた。
そのほかの衣料品専門店の6月の既存店売上高は、しまむらのしまむら業態が3.1%減(20日締め)で3ヵ月ぶりのマイナスだった。昨年より1週間程度早かった梅雨入りの後、婦人アウターや実用衣料の売れ行きが低調となった。
ユナイテッドアローズも5.9%減(ネット通販を除く)と振るわず、2ヵ月ぶりのマイナスだった。局所的な豪雨の影響などで客数が22.2%減と大きく落ち込んだことが響いた。