ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の4月の売上高は、既存店ベースで前年同月比3.3%の増加だった。消費増税後も春物商品の販売が好調に推移、6ヵ月連続で前年実績を上回った。
客数は0.8%減ったものの、客単価が4.1%増えた。客単価は7ヵ月連続のプラス。
そのほかの衣料品専門店の4月の既存店売上高は、しまむらのしまむら業態が11.7%増(4月20日締め)で3ヵ月ぶりのプラス、ユナイテッドアローズが3.4%減(ネット通販を除く)で6ヵ月ぶりのマイナスだった。しまむらは気温上昇で春物や夏物の動きがよく2ケタの増収となったが、ユナイテッドアローズは増税前の駆け込み需要で3月が12.4%増と大きく伸びたため、その反動減が出た。