ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の3月の売上高は、既存店ベースで前年同月比0.6%増だった。5ヵ月連続で前年実績を上回ったものの、客数が6.4%減と伸び悩んだ。前年3月は春物の販売が好調で既存店売上高が12年同月比で23.1%増と大きく伸びていたため、その反動減もある。月後半から気温が上昇し、春物商品が動き始めたことで客単価は7.5%増えた。
そのほかの専門店の3月の既存店売上高は、しまむらのしまむら業態が6.4%減(3月20日締め)で2ヵ月連続のマイナス、ユナイテッドアローズが12.3%増(ネット通販を除く)で5ヵ月連続のプラスだった。