ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の12月の売上高は既存店ベースで前年同月比1.1%増となった。気温低下に伴って、キャンペーン商品を中心に「ヒートテック」や「ウルトラライトダウン」など冬物商品が好調に推移し、2ヵ月連続で前年実績を上回った。
客数は1.0%減で2ヵ月ぶりのマイナスとなったものの、カシミヤ製品など高単価品の動きがよく客単価が2.1%増えた。
一方、しまむらの「ファッションセンターしまむら」の既存店売上高は4.0%減で3ヵ月連続のマイナスだった。中旬以降は冷え込みが強まって防寒着などが売れたが、前半の落ち込みを補えなかった。