【高島屋】 和歌山店を来年8月末で閉鎖、立川店・新宿店は土地取得
高島屋は12月26日、和歌山店(和歌山市)を来年8月末で閉鎖すると発表した。同店は南海電鉄・和歌山市駅の駅ビルの核テナントとして1973年に開業したが、売場面積が4510平方メートルと狭く、2013年2月期の売上高は21億円にとどまっていた。将来の業績見通しも厳しいことから閉鎖を決めた。
一方で、立川店(東京都立川市)については土地・建物を共有している三菱UFJ信託銀行から持ち分を買い取るため、協議を始めた。取得価格は約120億円を見込む。また、東急不動産と協議していた新宿店(東京都渋谷区)の土地・建物については、1050億円で取得することが決まった。これにより両店の地代家賃を圧縮し、収益性を高める。