【ユニクロ】 10月の既存店売上高は13.8%減、6ヵ月ぶりのマイナス

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 ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の10月の売上高は既存店ベースで前年同月比13.8%減と2ケタのマイナスとなった。前年実績を下回るのは6ヵ月ぶりで、落ち込み幅は2010年12月の15.5%減以来、2年10ヵ月ぶりの大きさとなった。

 客単価は0.4%増と前年実績をクリアしたものの、客数が14.1%減った。

 中旬まで気温が高かったために「ヒートテック」など秋冬物商品の動きが鈍かったことに加えて、台風など悪天候の影響も受けた。

 その他の衣料品専門店の10月の既存店売上高は、セレクトショップ大手ユナイテッドアローズが3.4%減(ネット通販を除く)で4ヵ月ぶりのマイナス、しまむらの「ファッションセンターしまむら」は4.4%減で2ヵ月ぶりのマイナス、アダストリアホールディングス傘下の婦人服SPA(製造小売り)のポイントは7.5%減で3ヵ月ぶりのマイナスと3社とも前年実績割れだった。

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