三井不動産は10月25日、埼玉県富士見市で大型ショッピングセンター(SC)「ららぽーと富士見(仮称)」を着工した。
敷地面積約15万2000平方メートル、建物は4階建てで店舗面積は約8万平方メートルと東武東上線沿線エリアでは最大級の商業施設となる。約300店舗のテナントが入居し、2015年春の開業を見込む。
富士見川越バイパス(国道254号)に接する同SCの周辺には、富士見市役所や市民文化会館など公共施設が集中していることから、SCの敷地内には約8800平方メートルの公園を整備、屋外イベントスペース(約400平方メートル)を設けるほか、バスやタクシーの発着場となる交通広場なども設置する。
三井不動産は15年、東京都立川市の立飛グループの所有地と大阪府吹田市のエキスポランド跡地でも大型SCを開業する計画だ。