ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の９月の売上高は既存店ベースで前年同月比4.4％増となった。前年実績を上回るのは５ヵ月連続。客単価は3.4％下落したが、客数が8.1％伸びた。
中旬以降からの気温低下に伴い、シルクやカシミヤを素材に使った秋冬物商品が好調に推移した。
その他の衣料品専門店では、セレクトショップ大手ユナイテッドアローズの９月の既存店売上高が2.7％増（ネット通販を除く）で２ヵ月連続のプラス、しまむらの「ファッションセンターしまむら」は2.2％増で３ヵ月ぶりのプラス、アダストリアホールディングス傘下の婦人服SPA（製造小売り）のポイントは3.1％増で２ヵ月連続のプラスと各社ともおおむね好調だった。