岡山県を地盤に総合スーパーや食品スーパーを展開する天満屋ストア(岡山市)は1月24日、アパレル大手のワールド(神戸市)とフランチャイズ(FC)契約を結び、今年3月からファッション専門店事業を始めると発表した。
ワールドが郊外型ショッピングセンターなどで直営展開しているファッション専門店「シューラルー」を天満屋がFC店として運営するもので、ワールドが商品を供給、ワールド子会社のワールドフランチャイズシステムズが店舗運営の支援・教育に当たる。
「シューラルー」の既存店のうち天満屋ストアの「シネマタウン岡南」と「ハピーズ大安寺店」(共に岡山市内)にテナント出店している2店舗を3月からFC店に切り替え、天満屋ストアが運営する。その後は、天満屋ストアの既存店内で「シューラルー」を新規出店していく。
ワールドとFC契約を結んだのは、天満屋ストアが初めて。ワールドでは地方スーパーとFC契約を結ぶことで、シューラルーの店舗を拡大していく方針だ。