【矢野経済研】09年度のハンディターミナル市場は294億円、11%増
矢野経済研究所の調べでは、2009年度のハンディターミナルの国内市場規模は294億円で、前年度比11.3%増となった。08年度は流通業を中心として設備投資の先送りや抑制により市場規模が落ち込んでいたが、その揺り戻しで2ケタの伸びを示した。出荷台数ベースでは8.8%増の34万台だった。ノートパッド型の端末が台数ベースで大幅に伸びた。
10年度については出荷台数が1.9%の微減、市場規模は273億円と7.1%の減少を見込む。
今後の市場は5年程度の中期スパンで見ると、数量ベースで35万台を軸に推移、金額ベースでの市場規模は290億~300億円の範囲で横ばいもしくは微増での推移になるものと同社では予想している。