ファミリーマート株が買い気配、伊藤忠によるTOBを材料視

ロイター
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7月9日午前の東京株式市場で、ファミリーマートは買い気配。伊藤忠商事が8日、ファミマ株に対し公開買い付け(TOB)を行うと発表したことが材料視されている。写真はロイター

[東京 9日 ロイター] – 9日午前の東京株式市場で、ファミリーマートは買い気配。伊藤忠商事が8日、ファミマ株に対し公開買い付け(TOB)を行うと発表したことが材料視されている。1株2300円で、7月7日から直近1カ月間の終値単純平均値1908円に対し20.55%のプレミアムが付された水準。TOB価格を意識して買いが先行している。

買い付け代金は約5808億円。買い付け期間は7月9日から8月24日まで。ファミマ株は現在、伊藤忠が41.5%、完全子会社の伊藤忠リテールインベストメントが8.6%保有している。ファミマはTOBの結果、上場廃止となる見込み。

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