丸大食品の第3四半期決算は、前年同期比で大幅な利益増に

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 丸大食品株式会社は2月12日、第3四半期(4月-12月期)の決算を発表した。売上高は1910億円(前年同期比1.4%増)、営業利益は35億円(同32.1%増)、経常利益は38億円(同31.8%増)の増収増益となった。

 主力である加工食品事業のハム・ソーセージ部門は、主力商品を中心に販売の促進に努めたが、価格競争の激化や消費者の節約志向、歳暮市場全体の縮小の影響から、売上高が前年同期比3.6%の減収となった。

 一方で調理加工食品部門においては、レトルトカレーやタピオカ入り飲料の売上高が好調に推移したほか、前期に立ち上げたコンビニ向けの新工場の本格稼働が収益力改善に大きく貢献し、調理加工食品部門における売上高が前年同期比5.4%の増収となるなど、事業全体の売上高は1332億円(前年同期比1.0%増)、事業利益は25億円(同70.7%増)の増収増益となった。

 なお、20年3月期の連結業績予想については19年5月14日の発表から据え置いている。

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