セブン‐イレブン、太陽電池搭載配送トラックの実証実験を拡大

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　セブン‐イレブン・ジャパン（東京都）は、店舗への配送トラックに太陽電池を搭載する実証実験を、8月から宮崎県と鹿児島県に拡大した。

　この実験は、チルド米飯福岡センター（福岡県）で23年12月から開始しており、2tトラック1台の車体上部に太陽電池を搭載し、発電した電力を車両走行に活用することで、CO2削減の効果を検証する。さらに、車両走行に必要な軽油量を削減できる想定のため、燃料コストの削減効果も検証している。

　今回、環境対応の取り組みを加速させるため、チルド米飯宮崎センター（宮崎県）とチルド米飯鹿児島センター（鹿児島県）の2拠点を追加し、2tトラック計6台にて実験を進める。そして新たな拠点での実験を通じて、日照時間が長いエリアや降灰エリアでの取り組みを進める。

　内容は、配送トラックの車体上部に「CIGS薄膜型太陽電池」と呼ばれる薄型太陽光パネルを搭載し、発電した電力を車両走行に活用してCO2および軽油使用量の削減を図る。対象車両は、チルド米飯福岡・宮崎・鹿児島センターが使用する2tトラック計6台で、各センター2台ずつの運用となる。