平本ケーズHD社長「厳しい結果、一時的なもの」=24年3月期は減収減益

時事通信社
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ケーズデンキ
gettyimages/winhorse

 家電量販店大手のケーズホールディングスの平本忠社長は10日の決算記者会見で、減収減益となった2024年3月期連結決算について「お金の使い道が旅行に向いたり、物価高で生活防衛意識が高まったりと厳しい結果となったが、一時的なものだと思っている」との見方を示した。その上で、家電の買い替えニーズが無くなることはないとし、「これから先のことは心配していない」と述べた。 

 6月の株主総会後、社長に就任する吉原祐二専務も会見に出席した。同氏は「新しいものにも挑戦していきたい」と述べ、オンライン店の利便性向上や業務効率化に意欲を示した。

 9日に発表した25年3月期業績予想は、猛暑によるエアコン需要の取り込みなどで収益性の改善を見込み、増収増益を見込む。

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