デニーズで余った料理をアプリで販売 宅配専門店から開始

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デニーズの朝食バイキングのイメージ
配達がキャンセルになった料理のほか、朝食バイキングで余った料理をアプリ上で販売する

 セブン&アイ・フードシステムズは、ファミリーレストラン「デニーズ」で余った料理をアプリで販売する取り組みを始める。まずは宅配専門店でスタートし、将来的にはデニーズ全店に拡大する方針。

 コークッキング(埼玉県東松山市)が運営する食品ロス削減サービス「TABETE(タベテ)」を活用する。12月23日から、東京都品川区にあるデニーズの宅配専門店で取り組みをスタートした。

 配達がキャンセルになった商品を「TABETE」のアプリ上で販売する。また、宅配の営業時間外に運営している朝食バイキングで余った料理を弁当にしてアプリ上で売る。これにより、年間約77kgの食品廃棄を削減できる見込み。

 宅配専門店での運営状況を確認後、他のデニーズ店舗に順次導入していく計画。デニーズ全店に拡大した場合、年間で約8tの食品ロスを削減できると見込んでいる。

 「TABETE」は、飲食品、ベーカリー・スイーツ専門店などを中心に約2400店で導入されており、約54万人のユーザーに利用されている(11月現在)。

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