ウォルマート、海外事業部門トップに英アズダ出身の女性、マッケンナ氏
米ウォルマート・ストアーズは1月17日、海外事業部門のCEO(最高経営責任者)に英子会社、アズダ出身の女性役員、ジュディス・マッケンナ氏(51歳)が就任すると発表した。同氏は現在、米国事業部門のCOO(最高執行責任者)を務めているが、2月1日付けでデイビッド・チーズライト氏(55歳)から海外事業のトップを引き継ぐ。
ウォルマートの現CEO、ダグ・マクミロン氏(51歳)と前CEOのマイク・デューク氏も海外事業部門CEOを経験しており、マッケンナ氏はマクミロンCEOの有力な後継者の一人となった。
海外事業部門はウォルマートの売上高の約4分の1を占めており、マッケンナ氏は日本の西友を含む27カ国の事業を統括することになる。
マッケンナ氏は1996年にアズダに入社、同社のCOOとCFO(最高財務責任者)を務めた後、ウォルマート本社の専務執行役員(Executive Vice President)として海外事業の戦略と店舗開発、M&Aなどを担当、その後、米国事業部門のCDO(最高開発責任者)も経験した。