【外食売上高】11月は1.7%増、ファーストフードが全体をけん引

2017/01/05 15:00
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 日本フードサービス協会が発表した11月の外食売上高(全店ベース)は、前年同月比1.7%増だった。前年より休日が1日少なかったが、好調なファーストフード(FF)が引き続き全体をけん引し、3ヵ月連続で前年実績を上回った。

 

 FF業態の売上高は4.0%増で12ヵ月連続のプラスとなった。ハンバーガーなど「洋風」が4.3%増、牛丼など「和風」が5.7%増と好調を維持。店舗数の減少が続く「持ち帰り米飯・回転寿司」は0.3%減だった。

 

 ファミリーレストラン業態は休日が少なかった影響で客数が伸びず、売上高は1.3%減と2ヵ月ぶりに前年を下回った。

 

 そのほか、ディナーレストラン業態は店舗数の増加で5.2%増、喫茶業態も1.2%のプラスだった。パブ・居酒屋業態では「パブ・ビアホール」が3.0%増だったが、「居酒屋」は店舗数減少で売上高が5.0%減と前年割れが続いた。

 

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