【外食売上高】9月は1.5%増、ファーストフードがけん引

2016/10/27 00:00
Pocket

 日本フードサービス協会が発表した9月の外食売上高(全店ベース)は、前年同月比1.5%増と2ヵ月ぶりに前年実績を上回った。前年より休日が1日少なかったうえに台風の影響などもあったが、ファーストフードが好調で全体をけん引した。

 

 ファーストフード業態は4.5%増で10ヵ月連続のプラスだった。ハンバーガーなど「洋風」が6.9%増と好調だったほか、牛丼など「和風」が2.6%増、テレビCMなど販促を強化した「麺類」も4.6%増だった。「持ち帰り米飯・回転寿司」は店舗数の減少もあり0.7%減と前年を下回った。

 

 そのほか、ファミリーレストラン業態は1.5%減と2ヵ月連続のマイナス。パブ・居酒屋業態は「パブ・ビアホール」が4.8%増と好調だったのに対して、「居酒屋」は店舗数の減少などで8.6%減と引き続き低迷。ディナーレストラン業態と喫茶業態は前年を上回った。

 

© 2024 by Diamond Retail Media

興味のあるジャンルや業態を選択いただければ
DCSオンライントップページにおすすめの記事が表示されます。

ジャンル
業態