【ユニクロ】 2月の既存店は1.2%増、2ヵ月連続のプラス
ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の2月の売上高は、既存店ベースで前年同月比1.2%増だった。1月の14.6%増に比べると減速したが、春物商品の立ち上がりが順調で2ヵ月連続のプラスとなった。
客数は0.8%減で2ヵ月ぶりのマイナス、客単価は3.0%増で29ヵ月連続のプラスだった。
そのほかの衣料品専門店の2月の既存店売上高は、しまむらの「ファッションセンターしまむら」が8.6%増と好調で2ヵ月ぶりのプラスとなり、2015年2月期通期でも4.7%増とプラスを確保した。ユナイテッドアローズは1.1%減(インターネット通販を除く)で2ヵ月連続のマイナスだったが、ネット通販を含めると3.3%増だった。
一方、靴専門店のエービーシー・マートは9.0%増と1月(10.1%増)に続いて好調を維持、16年2月期通期では5.1%増だった。2月は春節(旧正月)で中華圏からの訪日外国人客が増えたことも追い風となった。