【伊藤忠】 米「ワイルドシングス」の輸入販売権取得、アウトドア衣料・雑貨
伊藤忠商事は１月５日、米アウトドア衣料・雑貨「ワイルドシングス（WILD THINGS）」ブランドの独占輸入販売権およびマスターライセンス権に関する契約を結んだと発表した。
2016年秋冬シーズンから本格展開を始め、５年後には小売ベースで20億円の売上高を目指す。ワイルドシングスは、米仏の登山家夫妻が1981年に創設、本格的な登山用ウェアやグッズの開発を行い、米国を代表するアウトドアブランドに成長させた。現在は多くのプロ登山家に愛用されているほか、防寒性や機能性が評価され米軍隊でも採用されている。
日本市場においては、1988年より一部の専門店やセレクトショップなどが輸入品を取り扱ってきたが、今後はアウトドアに精通した30～40代の男女をターゲットに、アパレルに関してはインス（大阪市）、バッグに関してはジェイケイブイ・ジャパン（東京都台東区）の販路を活用して販売を拡大していく。
伊藤忠商事では将来のアジア展開も視野に入れている。
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