【消費支出】 9月は実質0.4%減で2ヵ月ぶりの減少

2015/11/04 00:00
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 総務省が発表した9月の家計調査では、2人以上の世帯の1世帯当たりの消費支出は27万4309円で、物価変動の影響を除いた実質ベースで前年同月比0.4%の減少となった。前年割れは2ヵ月ぶり。

 

 主な費目別では、自動車関連や携帯電話など「交通・通信」(9.0%減)、パソコンなど「教養娯楽」(2.3%減)、「被服及び履物」(0.7%減)などが落ち込んだ。一方で、弁当など調理食品や菓子、外食が伸びて「食料」は0.7%増と3ヵ月連続のプラス、エアコンの売れ行きが好調だったこともあって「家具・家事用品」が5.6%増となった。

 

 勤労者(サラリーマン)世帯の実収入は41万5467円で実質1.6%減と6ヵ月ぶりの減少だった。収入の減少も消費支出の落ち込みにつながったものと考えられる。

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