オークワ、既存店不振で業績予想を下方修正、最終損益は4億円の赤字に
オークワ(和歌山市)は3月14日、2014年2月期連結業績予想の下方修正を発表した。既存店売上高の不振や水道光熱費の上昇などにより、営業利益は従来予想を4億5000万円下回り、前期比33.3%減の34億円となったようだ。
オークワ単体での既存店売上高は前年同期比3.6%減だった。業種・業態を超えた販売競争の激化に価格対応を強めたが、主力のSSM(大型スーパーマーケット)業態を中心に売上げが伸び悩んだ。
第4四半期(13年12月?14年2月)に新たに4店舗を閉鎖、また、15年2月期に不採算店舗の閉鎖を進めることから減損処理など単体ベースで約37億円の特別損失を計上、連結最終損益は5億6000万円の黒字予想から一転、4億円の赤字となったようだ。
売上高に当たる営業収益は従来予想に30億円届かず、前期比2.6%減の2900億円となった模様。