【ヤマダ電機】経常利益が初の1000億円突破、売上高は2兆円超に
ヤマダ電機は4月26日、2010年3月期の連結経常利益が1015億円(前期比57.1%増)になったようだと発表した。09年3月期の経常利益は20.9%の減益だったが、好調な売上に後押しされ10年3月期は一転して大幅増益、経常利益で初めて1000億円を突破することになった。2月4日発表の従来予想では817億円を見込んでいた。
エコポイントの支給による薄型テレビや冷蔵庫の販売好調に加え、パソコンも復調、新型インフルエンザの流行などで空気清浄機などもよく売れた。この結果、売上高は従来予想を481億円上回る2兆161億円(同7.7%増)となった模様。同社の売上高が1兆円を超えたのは05年3月期。そこからわずか5年での2兆円超えとなった。
経費削減効果もあって営業利益は873億円(76.3%増)、純利益は558億円(68.0%増)と共に過去最高を更新する見込みだ。