イオン、22年2月期の利益予想を下方修正、純利益は60億円

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イオンは4月1日、2022年2月期の連結営業利益が前期比14.9%増の1730億円となったようだと発表した。写真はイオンの店舗。大阪で2018年10月撮影(2021年 ロイター/Thomas White)

 イオンは4月1日、2022年2月期の連結営業利益が前期比14.9%増の1730億円となったようだと発表した。期初に2000億〜2200億円を予想していたが、下振れとなった。純損益は60億円と、710億円の赤字だった前期から黒字転換を果たしたものの、200億〜300億円としていた期初予想を大きく下回ったようだ。

 21年9月末に緊急事態宣言が解除されるまで、休業や営業時間の短縮を実施したことが響いた。年明け以降もまん延防止等重点措置が適用されたことで、ディベロッパー事業、サービス・専門店事業、GMS(総合スーパー)の非食品部門などの業績が影響を受けた。

 一方、売上高に当たる営業収益は前期比1.2%増の8兆7100億円と、期初予想を900億円上回った。ヘルス&ウエルネス事業で調剤併設店舗や新規出店が増えたことなどが増収に寄与した。営業収益は過去最高となった。

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