阪急阪神百貨店、ウィーチャットで化粧品の予約受取サービス、テンセントとの連携強化

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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阪神阪急百貨店
阪神阪急百貨店は19年にAI(人工知能)を活用した店内案内をスタートするなど、テンセントとの連携を強化している。 写真は梅田本店

 エイチ・ツー・オーリテイリング傘下の阪急阪神百貨店は7月16日、中国のインターネット企業大手テンセント・ホールディングスが運営するSNS「ウィーチャット」で化粧品の事前予約ができるサービスを始めた。

 中国からの訪日外国人客などがウィーチャットを使って化粧品を事前予約しておくと、阪急うめだ本店2階の化粧品エクスプレスカウンターで商品を受け取ることができる。複数のブランドを事前予約することも可能。対象は約15ブランドだが、順次増やしていく。

 阪急阪神百貨店は2017年、ウィーチャットアプリを使ったスマートフォン(スマホ)決済「ウィーチャットペイ」を導入、18年にはレストランにおいてスマホで注文できる「レストランQRコードオーダー」、19年にAI(人工知能)を活用した店内案内をスタートするなど、テンセントとの連携を強化している。

 7月16日から9月15日までは、ウィーチャットを使って電子クーポンを配布、クーポンを使って1000元(約1万6000円)以上購入すると、40元を割引するキャンペーンを阪急阪神百貨店が運営する9店舗で実施する。

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