都内最大級のニトリ・池袋サンシャイン60通り店が普及促進するアプリ、5つの便利機能とは
商品の写真を撮って、商品概要やレビューを確認
次に、「カメラdeサーチ」を解説しよう。同機能は、スマホのカメラで商品の実物を撮るか商品の画像を読み込むことで、商品の概要やレビューといった情報を確認できるというものだ。
カメラで映した商品だけではなく、その類似商品がいくつか表示されるのも特徴だ。もちろん、そのままアプリ上で購入手続きができる。この機能は、中国のIT大手「アリババグループ」(杭州市/ダニエル・チャンCEO)が開発した画像検索エンジン「Image Search」を使用している。ニトリは2019年7月に「カメラdeサーチ」の利用を開始し、国内で初めて「Image Search」を導入した企業となった。
最後にレポートするのが、「オンライン相談サーピス」だ。同機能は、「カーテン」「インテリア」「リフォーム」の3つのジャンルでそれぞれの専門スタッフにオンライン通話を通じて相談ができる。
たとえば「カーテンオンライン相談サービス」では、その名のとおりカーテンの選び方がわからないお客のためにカーテンのサイズや色のチョイスなどを相談することができる。画面上で商品の写真を確認することも可能だ。なお、同サービスを利用するにはアプリ上で予約が必要となる。
紹介した5つの機能のうち、「カメラdeサーチ」を除く4つは2021年以降に導入したものとなる。永井氏は「たとえば仕事帰りに池袋店に寄るお客さまは、『手ぶらで帰りたい』というニーズが高いだろう。同アプリによってそうしたニーズを満たしたい」と語る。