小売業に影響与えるキーワード「メタバース」「ダイレクト・トゥ・アバター」を知っていますか?

松岡 由希子 (フリーランスライター)
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メタバース

 メタバースとは「メタ(超)」と「ユニバース(宇宙)」からなる造語で、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)、動画などのデジタル技術を組み合わせた3次元の仮想空間のことだ。PCやスマートフォンを介していつでもどこからでもアクセスし、自分の分身となる「アバター」を使って友人と交流したり、バーチャル店舗で買物したり、バーチャルオフィスで仕事をしたり、現実世界のようにさまざまな活動ができる。その市場規模は拡大し、2024年には8000億ドル(92兆円:1ドル=115円で換算)に達すると見込まれる。

 近年、アパレル業界を中心に、メタバースを活用した新たな顧客体験が広がってきた。スポーツ用品ブランドの

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記事執筆者

松岡 由希子 / フリーランスライター

米国MBA 取得後、スタートアップの支援や経営戦略の立案などの実務経験を経て、2008年、ジャーナリストに転身。食を取り巻く技術革新や次世代ビジネスの動向をグローバルな視点で追う。

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