「ブラックベリー」惜しまれ退場、オバマ氏も愛用
[4日 ロイター] – かつてビジネス用スマートフォンとして一世を風靡し、オバマ元米大統領が愛用していたことで知られる携帯電話「ブラックベリー」のサービスが打ち切られる。
ブラックベリーは小型の物理キーボードを搭載し、電子メールやインスタントメッセージなどの分野で先駆け的な存在だった。
経営幹部や政治家などにも熱烈なファンが多く、オバマ氏が2016年に他社のスマホに乗り換えた際には紙面をにぎわせた。
2000年代初頭には絶大な人気を誇ったが、タッチスクリーンを持つアップルのiPhoneやアンドロイド端末の登場でユーザーを失い、メーカーのブラックベリー社はセキュリティーソフト関連に事業の軸足を移した。
ソーシャルメディアには「素晴らしい携帯だった」とサービス打ち切りを惜しんだり、復活を望む投稿が相次いでいる。