Foods Park業態初の新店、ベイシア阿見店の売場づくりを徹底解説
ベイシアFoods Park 阿見店
〒300-1152 茨城県稲敷郡阿見町荒川本郷2033-151
電話:029-843-8000
JR常磐線「荒川沖」駅から徒歩約20分
見どころ
▶カレーと各種フライのバイキングコーナー
▶水戸市場から直送の丸魚
▶一頭買いで希少部位を揃える「とろ牛」
ベイシア(群馬県/相木孝仁社長)は10月12日、茨城県稲敷郡阿見町に「ベイシアFoods Park 阿見店」(以下、阿見店)をオープンした。同店はベイシアにとって2019年9月以来の新規出店になる。
Foods Parkは生鮮の鮮度にこだわった食品強化型のフォーマットで、22年11月、栃木県大田原市に1号店を出した。これまで既存店改装によってFoods Parkフォーマットを7店舗展開してきたが、阿見店は同フォーマット初の新店となる。
阿見店はJR常磐線「荒川沖」駅から徒歩約20分の場所にある。周辺はベッドタウンの要素が強いエリアで、全人口におけるファミリー層の構成比率が高いエリアだ。また、周辺は外食店が少ないことから、阿見店では総菜をはじめとする中食商品を充実させている。
店内に入ると最前部に総菜売場を配置し、ベイシア名物の「ほたて照り焼き重」(税抜500円)や「厚切り銀鮭西京弁当」(同598円)などを販売する。また、フライの量り売りコーナー「フライバイキング」を設け20品目の揚げ物を揃えるほか、セルフサービスの「カレーバイキング」も設置、1パック同248円で提供する。それ以外にもフランスから生地を仕入れ店内焼成したクロワッサンを強化、平台3台ぶんで販売する。総菜売場の隣にはイートインスペースを設け、購入した商品をすぐに食べられるようにしている。
総菜売場に続く青果売場では、
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