新型コロナ対策でホームセンターの店舗運営に差 ジョイフル本田は土日休業
4月のホームセンターの業績については、予断を許さない状況だ。政府が新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言を発令したことに伴い、ホームセンター各社の対応に差が出ているからだ。
当初は、対象エリアの7都府県において、ホームセンター業態も休業要請になるのではという観測もあったが、生活必需物資販売施設としてホームセンターは対象施設から除外された。そうしたなかで、多くのホームセンターが時短営業や社会的距離(ソーシャル・ディスタンシング)などの対応を取っている。
一方で、都心部に立地し食品を販売しない東急ハンズでは、エリア内で展開する店舗の当面の休業を発表。
ジョイフル本田は、対象エリア外の店舗も含め一部店舗の臨時休業、営業時間短縮を実施すると発表した。東京都の瑞穂店、千葉県の八千代店、市原店、君津店、千葉店、富里店、千葉ニュータウン店、埼玉県の幸手店で、テナントのスーパーマーケットを除いて5月3日まで土・日の臨時休業を行う。平日は、営業時間の短縮(9時開店~18時閉店)を5月6日まで継続する。
島忠は、家具フロアと家具単独店は4月11日から5月6日まで休業する。