ジョイフル本田

23年4月に12年ぶりの超大型店出店

　北関東を中心に大型ホームセンターを展開する。敷地面積10万㎡に売場面積が1万㎡規模の巨大店舗を構える。2024年6月末時点で、26店舗（HC17店舗、専門店8店舗、商業施設１店舗）を運営する。24年6月期の売上高は前期比2.9％増の1268億円、営業利益が4.8％減の105億円となり、業界8位に位置する。23年４月、群馬県前橋市に12年ぶりの超大型店「ジョイホンパーク吉岡」をオープンしていたが、既存店ベースの売上高が同2.1％減と苦戦したことから、売上高は微増に留まった。

　大型店のイメージが強いジョイフル本田だが、出店施策として、今後は22年にオープンした「ジョイホン小山駅前店」のような駅前立地の居抜き出店や、21年から出店を開始したプロショップの「本田屋」の出店を強化する。

　23年11月に「ジョイホン小山駅前店」をリニューアル。「本田屋」を軸とし、キッチン雑貨から家電・カーテン・床材等まで幅広く取り扱うインテリア売場「JOY STYLE」、ペット専門店「Pet’s CLOVER」の３つの商品カテゴリーによって構成される新フォーマットへと生まれ変わらせた。また24年２月に「本田屋」の４号店「宇都宮元今泉店」、６月に５号店「立川幸町店」をそれぞれオープンしている。24年６月期は、売上高1340億円（同8.6％増）、営業利益103億円（同7.2％減）、を見込んでいる。