スタバ、東京の「新宿御苑」に民間企業として初出店、建材に国産木材を利用
スターバックスコーヒージャパン(東京都品川区)は3月20日、国が直接管理する国民公園「新宿御苑」(東京都品川区)に「スターバックスコーヒー新宿御苑店」をオープンする。同公園に民間企業が出店するのは初めて。
新宿御苑は旧皇室苑地で、環境省が所管する。豊かな自然や美しい景観が人気で、家族連れや外国人などが訪れる観光名所となっている。スターバックスコーヒー新宿御苑店では、周囲の景観にとけ込むように、外壁や天井、カウンターなど随所に国産木材を使用した。
環境対策の一環として、4月1日から5月24日までアイスコーヒーやアイスティーなどは紙製カップでストローを付けないで提供する。現状ではプラスチックカップで提供している商品を紙製カップに切り替えることで、使い捨てプラスチックを削減する実証実験を行う。
スターバックスコーヒー新宿御苑店の店舗面積は168平方メートルで、座席数は50席。新型コロナウイルス感染防止対策として、開業日から当面の間は、持ち帰り商品のみを販売し、店内の座席は使用できない。