「洋風」「価格」「簡便性」を意識しレイアウトを大幅刷新!「いなげや練馬中村南店」レポート

松岡 瑛理
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プラントベースフードコーナー
大豆ミートなど、トレンド商品を取り入れた

植物由来の原料を使った

コーナーを特設

ヤングファミリー層の取り込みという観点から、健康志向の商品にも力を入れる。総菜部門では、「焼き茄子とみそ糀チキン」(同359円)や「根菜としょうゆ糀チキン」(同359円)など、糀を使用した商品を提供する。

グロサリー部門では、植物由来の原料を使った代替食品「プラントベースフード」コーナーを展開。「植物うまれのカルボナーラ」「植物うまれのボロネーゼ」(各同249円)や、「北海道産大豆100%大豆ミート」(同369円)などの商品を集めた。

23年11月には、イオン(千葉県/吉田昭夫社長)がいなげや株の51%を取得し、いなげやはイオンの連結子会社となった。24年11月にはユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(東京都/藤田元宏社長:以下、U.S.M.H)とも経営統合を行い、完全子会社になる予定だ。こうした背景から、いなげやは下期、スーパーマーケット事業でイオンのPBである「トップバリュ」の導入アイテム数を前期末の約2倍にする方針を打ち出しており、練馬中村南店でもトップバリュの商品を積極的に取り入れていく。

これらの取り組みによって、練馬中村南店は旧店の約2.69倍となる年商18億円をめざす。

鈴木竜太店長は「今までとくに生鮮・総菜の部分で近隣住民の皆さまにご不便をおかけしていた。オープンとともに来ていただいたお客さまを裏切らないように、地域でいちばんのお店を作っていきたい」と話した。

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