ロイヤルHD、二子玉川ライズに次世代型店舗オープン

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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「GATHERING TABLE PANTRY 二子玉川」完成イメージ
客席は40席、支払いは完全キャッシュレスとなる。また、フローズンミール「ロイヤルデリ」を本格展開させる。

 ロイヤルホールディングスは24日、二子玉川ライズにダイニングバー&レストラン「ギャザリング・テーブル・パントリー二子玉川」(東京都世田谷区)をオープンした。2017年11月に出店した研究開発店舗「ギャザリング・テーブル・パントリー 馬喰町」(東京都中央区)の運営により蓄積してきたノウハウを進化させた次世代型の店舗となっており、完全キャッシュレスなどテクノロジーの活用を進めていく。

 同店はメニューにも力を入れており、オーガニック野菜等をはじめとしたフレッシュ野菜を使ったメニューや、イタリア・パルマ「ガローニ」社のパルマハム、各地から取り寄せる魚介等のこだわり食材を取り揃えている。店舗では火と油を使わず最新調理機器のボタン1つで調理するリブアイステーキ(店内のみで販売)など、これまでの研究開発で得たノウハウを活用した料理を提供する。

 支払いは完全キャッシュレスとなる。クレジットカードや電子マネーでの決済はもちろん、楽天技術研究所が開発した楽天payによる顔認証決済も導入する(期間限定、一般客は不可)。店内で「楽天Edy」のチャージも可能になっている。また、店舗のタブレットが予約や顧客台帳サービスに連携しており、予約体験とともに顧客ごとに最適化したサービスを目指す。

店舗内テクノロジー

 ロイヤルホールディングスは今後も、完全キャッシュレスやセルフオーダーのオペレーション、火と油のないキッチンでの調理などの研究を進めるとともに、消費者への体験価値向上を目指した運営の仕組みを構築していく。同店はロイヤルHDが進める働き方改革、生産性向上の実証実験を担う店舗となりそうだ。

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