ファーストリテイリング傘下のユニクロは10月23日、東京・原宿駅前で開発中の複合施設「WITH HARAJUKU(ウィズ ハラジュク)」に大型店を出店すると発表した。ユニクロは1998年に東京都心で初となる店舗として原宿店をオープン、フリースブームのきっかけをつくったが、東京・銀座に旗艦店舗を開業したことなどに伴い、2012年3月に閉鎖した。原宿では8年ぶりの出店となる。
「ユニクロ原宿店」の売り場面積は約600坪(約1980平方メートル)で、ウィズ ハラジュクの1階の一部と地下1階に入居する。原宿は訪日外国人客が多く訪れる人気スポットで、同店を通じてユニクロの商品を国内外にアピールする。
ウィズ ハラジュクはNTT都市開発が開発中の複合施設で、地下3階・地上10階建て。地下2階から地上3階が商業施設、4階以上が賃貸住宅となる。3階にはイベントホール、8階にはレストランが入居する。面積約1万1000平方メートルの商業施設部分には、ライフスタイル雑貨やスポーツ用品、アパレル、化粧品、飲食などのテナントが入る予定だ。