ストア・オブ・ザ・イヤー1位はスーパーマーケット4.0追求したライフのあの店!
店舗部門 1位
セントラルスクエア恵比寿ガーデンプレイス店(ライフコーポレーション)
「スーパーマーケット4.0」を追求、首都圏ドミナントの“ど真ん中”に出店した渾身の旗艦店に栄冠
店舗概要
オープン日 | 2022年4月15日 |
所在地 | 東京都渋谷区恵比寿4-20-7恵比寿ガーデンプレイスセンタープラザ地下2階 |
アクセス | JR山手線・埼京線「恵比寿」駅より徒歩約8分、東京メトロ日比谷線「恵比寿」駅より徒歩約12分 |
営業時間 | 9:30~22:30 |
売場面積 | 1765㎡ |
取扱SKU数 | 1万9870 |
年商目標初年度 | 42億円(2年目) |
受賞理由
- 究極のスーパー。販売している商品のレベルの高さと、販売方法が多岐に及んでおり、これからのスーパーの先陣をきっている
- 内装・商品・売場展開など、ほかに見られない唯一無二のSM。専門性・高質商品からふだん使いまで、品揃えの幅が圧巻
- 他社で働いているが、見学して衝撃を受けた
- テーマパークのような、豊富な仕掛けが魅力的
- 店舗コンセプトと店舗の演出がマッチしており完成度が非常に高い
- 食のライブ感と高質な品揃えの見せ方が秀逸
「便利」の枠を超えドミナント深耕を図る
2023年の“ストア・オブ・ザ・イヤー”の座を射止めたのは、ライフコーポレーション(大阪府/岩崎高治社長:以下、ライフ)が、東京・恵比寿にある複合施設「恵比寿ガーデンプレイス」(渋谷区)の地下2階、旧「三越恵比寿店」の跡地にオープンした「セントラルスクエア恵比寿ガーデンプレイス店」だ。
ライフの広域集客型の「セントラルスクエア」業態としては、首都圏では15年12月に開業した「セントラルスクエア押上駅前店」(東京都墨田区)以来、2店舗目になる。同社の岩崎高治社長が「新しい食品スーパー(SM)をめざし、社運をかけるというくらいの気持ちで(開店に)臨んだ」と言及し、さまざまな新たな施策に挑戦した店舗であり、業界内にとどまらず広く話題になった。
同店の商圏(半径約4.5㎞)には、ライフの店舗が7店舗存在している。同店はその“ど真ん中”に出店した店舗で、ライフは首都圏エリアの中でも屈指のドミナントエリアの深耕を図る考えだ。
「新しいSM」を実現させるために、同店が取り組むのは①顧客層を広げる、②商圏を広げる、の2点だ。
![セントラルスクエア恵比寿ガーデンプレイス店の「松」よりさらにワンランク上の「寿」商品](https://diamond-rm.net/wp-content/uploads/2023/03/dcs230315_RemaekableStore_Part1_SOY_SM_01.jpg)
店舗から1㎞圏内は、単身、2人世帯の少人数世帯が全体の約8割を占める。所得水準の高いハイエンド層が多いため、ライフの通常店舗でラインアップする松・竹・梅の価格帯に加え、「松」よりさらにワンランク上の「寿」に値する商品の品揃えを充実させている。取り扱いSKUは、約1万9870で、そのうち約2~3割は、恵比寿ガーデンプレイス店のオープンを機に開発あるいは仕入れた、ハイエンド層向けの商品だ。
また、1㎞圏内にオフィスワーカーが約9万人いるという立地特性を踏まえ、通常店の約1.5倍に上る約50種類の弁当を用意した。そのほか健康志向が強いお客に対しては同社のプライベートブランド(PB)である「BIO-RAL(ビオラル)」のコーナーも設置している。
![セントラルスクエア恵比寿ガーデンプレイス店の「BIO-RAL」のコーナー](https://diamond-rm.net/wp-content/uploads/2023/03/dcs230315_RemaekableStore_Part1_SOY_SM_05.jpg)
このように、恵比寿ガーデンプレイス店では、高所得者やビジネスパーソン、健康志向が強いお客にも対応して顧客層を広げるという強い意思を、商品や売場で表現している。
テーマパークのようにワクワク、楽しめる売場
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