低カロリー甘味料市場、ライトユーザーの離脱が目立ち厳しい状況が続く
「腸活」を訴求した機能性表示食品に注目
液体タイプの低カロリー甘味料市場をリードするのが、味の素の「パルスイート®カロリーゼロ液体タイプ」。その後を追うのが、サラヤの「ラカントSシロップ」や、浅田飴の「シュガーカット」などだ。
サラヤでは、「腸活」につながる機能性表示食品「ラカント フローラビオ」を今年3月に新発売。食物繊維イヌリンがビフィズス菌を増やし、腸内フローラを良好にし、食後の血糖値の上昇をゆるやかにするダブルヘルスクレーム商品だ。
また、味の素では、腸内のビフィズス菌を増やし、おなかの調子を整えるフラクトオリゴ糖を含んだ機能性表示食品の「おなかすこやかオリゴ」を展開している。さらに塩水港精糖の「オリゴのおかげ」は、おなかの調子を整える特定保健用食品。砂糖に近い甘さで、砂糖に比べてカロリーは40%オフとなっている。
腸活はTVや雑誌などで取り上げられることが多く、認知も進んでおり、低カロリー甘味料も腸活という新たな機能が注目を集めている。