スーパーマーケットを中心とする食品流通業界に最新情報を発信する商談展示会
地域商品の販路拡大へ貢献
「こだわり食品フェア2024」(11ホール)
11ホールで開催される「第19回 こだわり食品フェア2024」(主催:一般財団法人食品産業センター)は、個性豊かな地域食品をはじめ、素材・製法・安全・健康にこだわった食品が一堂に会する食の専門展。今回は新規を含む125社・団体の出展を予定している。
新型コロナウイルス感染症対策の規制が緩和され、インバウンド需要が回復をみせるなか、SNSで映える食品や高級食材、健康関連食品等への関心が高まっている。また、昨今の物価上昇により消費者の節約志向が強まる一方、本当に欲しいものにしっかりとお金を使う消費の二極化もより鮮明になっており、消費者はふだん触れることのない珍しい食材や食品を探しているといえる。
同展示会では各地の特色ある地域食品をはじめ素材や製法、味つけや見せ方にこだわった食品が一堂に会する。今回は多くの新規企業が参加しておりバラエティに富んだラインナップが期待できそうだ。
多彩なセミナープログラム、今回はリアルで開催
SMTSは多彩なセミナープログラムも魅力。この数年はオンラインでの開催が続いていたが今回はセミナーステージでのリアル開催となる。
全国スーパーマーケット協会会長・アークス代表取締役社長の横山清氏によるSMTSスピークスのテーマは「百年スーパー時代」。ほかにも恒例のスーパーマーケット白書や物流2024年問題への対応、インバウンド対応、アフターコロナの変化などさまざまなテーマのプログラムを展開。さらにDXや物流改善をテーマとした経済産業省主催の第2回「SUPER-DX コンテスト」の表彰式、スーパーマーケットにおける品質改善成果発表大会といった事例発表にも注目だ。
出展者・商品検索システム「リテールトレンド」のウェブサイト上では出展者・商品検索システムを随時公開しており、来場前の出展者チェックが可能。国内外から食に関するさまざまな情報や商材・サービスが一堂に会するSMTSで、ぜひ、自社の差別化につながる商品を見つけてほしい。