50年の歴史を誇る菓子専門見本市ブランドISMが2022年4月に日本市場へ

2021/05/26 09:14

ダイヤモンド・リテイルメディア　流通マーケティング局

　1971年にドイツ・ケルンでスタートし、50年にわたり世界の菓子業界の発展に貢献してきた専門展示会『ISM』が、半世紀の時を越え、『ISM Japan』として2022年4月に東京にて開催される。

　東京をアジア市場の交易ハブと位置づけ、菓子製品の国内流通の活性化はもちろん、付加価値の高い良質な輸入菓子の買い付けの場として、また海外進出を目指す日本の菓子メーカー、輸出業者のための全く新しい輸出促進プラットフォームを提供する。

　ISMの日本導入を決定した主な理由として、2020年から2025年にかけてアジア太平洋地域の菓子市場が年率6.2％の成長が予測されていること、日本が世界第6位の巨大な菓子市場であること、また、高品質で革新的な付加価値の高い良質な輸入菓子に対する需要が日本を含む地域全体で高まっていることなどが挙げられる。

　他の経済地域とのFTA（自由貿易協定）が成立したことで、魅力的な輸入商材の国内導入がさらに進み、消費者の選択肢もさらに広がることが期待されている。

　『ISM Japan』は、東京をアジア市場の交易ハブと位置づけ、菓子製品の国内流通の活性化を促すとともに、海外進出を目指す日本の菓子メーカーや輸出業者のための、全く新しい輸出促進プラットフォームを提供する。

　菓子製品にフォーカスした海外バイヤーを誘致することで、確度の高い商談を促進し国内出展企業の出展効果を大幅に上げることを目指します。同時に、国内企業向けには、『ISM』（ドイツ・ケルンにて開催）、『Yummex』（MENA【中東・北アフリカ市場】を代表する都市ドバイにて開催）と緊密に連携したソリューション（海外進出パッケージ）が提供可能である。世界的なトレンドセッターとしての『ISMブランド』の強みを活かし、海外初進出を試みる、あるいは再挑戦される企業様を全面的に支援していく。

　ISM Japanは、「ワイン＆グルメジャパン」「FABEX」「デザート・スイーツ＆ーカリー展」「食品・飲料OEMマッチングEXPO」「麺産業展」「プレミアム・フード・ショー」との合同開催により、合計1,000社の出展者と8万人の来場者を目指す。