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モスフード、動物性食材を使わない「グリーンバーガー」、9店舗で先行販売

モスフード、動物性食材を使わない「グリーンバーガー」
肉や魚、卵、乳製品など動物性食材を使わず、野菜と穀物だけで開発した

 「モスバーガー」を展開するモスフードサービスは3月26日、首都圏の一部店舗で原材料に動物性食材を使わない「グリーンバーガー」を先行販売する。販売状況を分析した上で、5月頃をめどに全国での販売を目指す。

 ビーガン(完全菜食主義者)や訪日外国人客の増加など、食習慣や食文化の多様化に対応し、肉や魚、卵、乳製品など動物性食材を使わず、野菜と穀物だけで商品を開発した。パティは大豆由来の植物性たんぱくをベースに、こんにゃくやキャベツを加えた。バンズ(パン)は卵を使わず、ほうれん草ピューレを練り込んだ。アジア圏の仏教徒が避けるタマネギ、にら、にんにくなど臭いの強い野菜も使用していない。

 グリーンバーガーの価格は税別538円。モスバーガー大崎店、六本木店など東京都と神奈川県の9店舗で先行販売する。