冷食など拡大で約180品値下げ 生協「くらし応援全国キャンペーン」第3弾
冷食などの拡充で「くらし」を応援
キャンペーンの対象商品も拡充する。第2弾実施時に、宅配・店舗ともに利用が多かったのが、日配食品と加工食品だ。今回は「生協の良さを感じることができる」商品として、カップスープやトマトケチャップなどを追加した。
さらに、ニーズの高い冷凍食品の品数を8品から29品に増やしている。
冷凍食品については、「餃子」や「えびグラタン」などの売れ行きが前回のキャンペーンで好調だったという。その結果を踏まえ、第3弾では若年層の利用が多かった「焼きおにぎり」「エビピラフ」「たこ焼き」などの冷凍食品や、同社のロングセラー商品である「骨とりさばのみぞれ煮」「骨とりさばの味噌煮」を対象商品に追加した。コスパを求める若年層にも目を向け、人気の冷凍食品をお得な価格で提供したい考えだ。
また、はごろもフーズとのダブルブランド商品である「COOP&はごろも シーチキンマイルド」など、生活に身近な加工食品も拡充する。日本生協連の営業本部営業企画部リテールサポートグループグループマネージャー佐野公彦氏が「昨年のキャンペーンで最も利用が伸びたと言っても過言ではない」と話したのは「風味かまぼこ」だ。ニーズに応え、トレータイプの「サラダフレーク」もキャンペーン対象に追加した。
多喜氏は「季節の変わり目であり新学期も始まる9月のタイミングで、全国の組合員の暮らしをよりサポートできれば」とキャンペーンの方針を語った。