第4次激辛ブーム、次に来るのは“生スパイス”? ~ホットペッパーグルメ外食総研調べ
好きな辛い料理第1位は王道の「カレー」
辛い料理を食べたくなるのは「刺激が欲しいとき」
――「ホットペッパーグルメ外食総研」が開催する「トレンド座談会」7月第2弾レポート
麻婆豆腐を抑え「カレー」が1位
2018年に続き2回目となった、激辛料理に関する「ホットペッパーグルメ外食総研」の調査。2位以下の「麻婆豆腐」「担々麺」といった“シビレ系”メニューを抑えて1位となったのは王道の「カレー」でした。今年はスパイスカレー人気などもあった影響かもしれません。また、辛い料理を食べたくなるときは、「刺激が欲しいとき」が1位。2位と3位には、「食欲増進」「元気」というワードが入り、辛い料理でパワーをチャージする傾向が見て取れました。
「ホットペッパーグルメ外食総研」上席研究員
有木 真理が解説~激辛料理の新トレンド
繰り返す激辛ブーム、次は“生スパイス”に注目
外食にエンターテインメント性を求める傾向が強まっている昨今、「激辛料理」は食べることで刺激や元気をもらえる、ある種のエンターテインメント、つまり非日常と言えます。激辛ブームは繰り返され、現在は第4次ブームと言われていますが、唐辛子だけではなく、花椒、カレー、胡椒、ゆず胡椒など辛みのバラエティーが増していることが特徴です。そんな今、次に注目するのは生山椒や生胡椒。辛みだけではなく、香りや食感を楽しめる“生スパイス”です。和食やイタリアン、フレンチなどでも活用され、今後ブームになる予感です。