卸オリジナル商品市場、時代のニーズに対応した付加価値の高い新商品が続々
魚本来のおいしさを届ける冷凍鮮魚をラインアップ
コロナ禍の内食需要の拡大により、冷凍食品の間口・奥行きはともに広がり、各社の品揃えも充実している。
国分グループ本社では、独自の製法でふっくら柔らかな食感、魚本来のおいしさが楽しめる「クリエイト ふっくら骨まで美味しい魚」シリーズ3品を新発売。骨を柔らかくすることで、捨てることなく丸ごと食べられるようにした。
伊藤忠食品では、熊本県天草の海で育った鮮魚を、浜に隣接した加工工場でさばき、液体急速冷凍機「凍眠」で素早く冷凍し、まるで産地で味わうおいしさの「凍眠市場」に天草産刺身4品を新発売した。魚を焼いたり煮たりなどの調理に時間をかけられない家庭にも本当の魚のおいしさを届ける冷凍鮮魚の提案で、市場を活性化する。
一方、コロナ禍において、家飲み需要が高まっていることから、三井食品では広島ハイボール缶シリーズ第3弾「広島レモンハイボール濃いめ」を新発売。ウイスキーの割合を増やすことによって華やかな香りや樽の香りをより一層感じられる。また、炭酸水で割って自分好みの味がつくれるハイボールの素も新発売。さまざまなアレンジが楽しめる。トレンドに対応した商品の投入で、売場を盛り上げる。