事業領域拡大のためのM&Aが加速! 家電量販店相関図2025
2012年にビックカメラ(東京都)がコジマ(栃木県)を、ヤマダ電機(群馬県:現・ヤマダホールディングス、以下ヤマダHD)がベスト電器をそれぞれ買収して以降、家電量販業界では同業間による大規模なM&A(合併・買収)は見られていない。一方で近年は周辺事業強化のためのM&Aが活発化している。
ヤマダHDは11年に住宅関連事業に進出。18年には家電販売を軸にした「暮らしまるごと」戦略を打ち出した。近年は過去にM&Aで傘下に収めた企業群の再編を進めており、24年4月には完全子会社のヒノキヤグループ(東京都)が子会社2社を吸収合併。
25年6月には、ヤマダデンキ(群馬県)が、グループ傘下の総合建材商社ヤマダトレーディング(群馬県)を吸収合併する予定だ。グループ内の経営資源を集約し、事業の効率化を推進していく。

異業種のM&Aに積極的なノジマ(神奈川県)は、
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