「キリン氷結」が開拓した無糖チューハイという新カテゴリーの確かな手応え

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 今回伸長率No.1*となった「キリン 氷結R 無糖レモンALC.4% 500ml」について、マーケティング部RTDカテゴリー戦略担当の弓削慎太郎氏は「かつてのRTDはALC.7~9%が主流だったが、現在はALC.5~7%が主流で、『キリン 氷結R 無糖』シリーズもALC.7%がボリュームゾーンとなっている。

一方、ALC.4%は『アルコール度数は低めがいいが、食事に合う甘くない味わいのRTDが飲みたい』といったライト・ミドルユーザーの新たなニーズに応えている」と語る。

弓削慎太郎氏
キリンビール マーケティング部RTDカテゴリー戦略担当 弓削慎太郎氏

「氷結R」本体リニューアル秋には新フレーバーも投入

 ストロング系や果汁系、レモンサワーなど、さまざまなRTDが存在するなか、「無糖チューハイ」という新たなカテゴリーを創出した「キリン 氷結R 無糖」シリーズ。キリンビールではブランド価値を高めるプロモーションにも力を入れている。

 イメージキャラクターには俳優の高橋一生さんを起用し、テレビCMをはじめWEB広告やSNSで情報を発信。23年12月からは「#ブームというより時代です」をテーマに、「キリン 氷結R 無糖」の魅力を各界の著名人が本音で語るグラフィック広告・WEBムービーを展開した。

 また24年3月にはシリーズ初となる期間限定フレーバーとして華やかなウメの香りが楽しめる「キリン 氷結R 無糖ウメALC.7%」を発売し、話題を集めた。

 今夏は、本体である「キリン 氷結R」の大規模リニューアルを実施。「スッキリしたおいしさで、すべてのお客さまの今日を明るく爽快にする」というコンセプトの下、爽やかなおいしさや明るくポジティブな世界観を伝えるコミュニケーションを展開していく。

 今秋の「キリン 氷結R 無糖」はロングセラーブランドである「キリン 氷結R」の傘の下、あらためてその魅力を訴求。10月には新フレーバーも投入し、無糖チューハイカテゴリーの活性化とともに、RTDカテゴリー全体の市場拡大に貢献していきたいとしている。

*KSP-POS(食品SM)にて2023年10月から2024年3月までの金額増減率でランキングを抽出。金額構成比1%以上の商品が対象(CGC商品は除外)。対象期間の前年10月までに出現のない商品は除外

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