[2日 ロイター] – 米百貨店大手メーシーズが2日に発表した第2・四半期(8月1日まで)決算は、損失が予想ほど膨らまなかったほか、売上高は予想は上回った。新型コロナウイルス感染拡大を受け店舗への来客数は減少したものの、オンライン販売の増加が追い風となった。
純売上高は35億6000万ドルと、35.8%減少したものの、リフィニティブがまとめた予想の34億8000万ドルは上回った。
オンライン販売は53%増加した。
粗利益率は23.6%と、前四半期から約650ベーシスポイント(bp)改善した。
調整後の1株当たり損益は0.81ドルの損失。予想の1.77ドルほど膨らまなかった。
純損失は4億3100万ドル(1株当たり1.39ドル)。前年同期は8600万ドル(同0.28ドル)の利益を計上していた。
決算発表を受け、寄り付き前取引でメーシーズ株は約5%上昇した。