[25日 ロイター] – 米スポーツ用品大手ナイキが25日に発表した第4・四半期(3─5月)決算は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた小売業界の店舗休業が響いて赤字に転落した。
百貨店向けなど卸売部門は商品の出荷が50%落ち込んだ。一方、オンラインの売り上げは75%と大幅に伸びた。
純損益は7億9000万ドル(1株当たり0.51ドル)の赤字。前年同期は9億8900万ドル(同0.62ドル)の黒字だった。
売上高は38%減の63億1000万ドル。リフィニティブによると、アナリスト予想は73億2000万ドルだった。
決算発表を受けて株価は時間外で3.5%下落した。