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米、1946年以来最大のマイナス成長 失業率15%超も=モルガンS

スーパーに入るため行列する人々
4月3日、米銀モルガン・スタンレーは3日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で2020年の米経済成長率が5.5%のマイナスになると予想した。写真は3月31日、米バージニア州でスーパーに入るため行列する人々(2020年 ロイター/Kevin Lamarque)

[ロンドン 3日 ロイター] – 米銀モルガン・スタンレーは3日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で2020年の米経済成長率が5.5%のマイナスになると予想した。1946年以来、最大のマイナス成長となる。第2・四半期は38%ものマイナス成長を見込む。

モルガン・スタンレーは第1・四半期の予想も年率換算の前期比2.4%減から3.4%減に下方修正した。第2・四半期の予想は30%減から38%減に下方修正した。

失業率については、第2・四半期がピークで過去最高の15.7%に上昇すると予想(12.8%から修正)。失業者数は2100万人と想定した。

米議会予算局(CBO)は2日公表した経済見通しでは、第2・四半期GDPは7%超の減少と予想されている。