[ロンドン 23日 ロイター] – ゴールドマン・サックスは、今年の世界の実質域内総生産(GDP)が約1%減少するとの見通しを示した。
2008年の世界的な金融危機の翌年よりも大幅なマイナス成長になるという。
同社は22日遅くの顧客向けリポートで「コロナ危機は──より正確に言えば、コロナ危機対策は──経済活動に、戦後史で前例のない物理的な(金融的ではなく)制約を課す」と指摘した。
同社によると、先進国の第2・四半期の実質GDPは「非常に急激な」マイナス成長となる見通し。米国は戦後最悪記録の2.5倍に相当する24%のマイナス成長が見込まれるという。